TipiExperience 都内賃貸で生きる
1月 10, 2023

金融機関が見る負債支払い安全率

基本的には、総潜在収入は年々下がります。なので、一度算出したものがずっと使える比率というのはなく、正確に考えたいならば、算出したい年度ごとに計算する必要があります。金融機関が良く見ているのが、年間負債支払い額を100%としたときに、営業純利益が何倍かを表す指標の負債支払い安全率を見ます。式は、営業純利益+年間負債支払い額=負債支払い安全率、です。どれだけ負債を支払う能力が営業純利益にあるかということを計りましょう。1.3以上が安全や、1.2以上が安全など、伝える方によって差があります。この負債支払い安全率は、不動産単体ではもちろんですが、所有している不動産全体で考え、キャッシュフローは多いが売却益が少ない物件と、キャッシュフローは少ないものの、売却益が多い物件を組み合わせるなど戦略的に使えます。