TipiExperience 都内賃貸で生きる
12月 10, 2023

「個人」の防災と「地域」の防災

一言で「防災」と言いましても、「個人」で備える防災備品と、「地域」で備える必要性のある防災備品は異なってきます。近年、これまでに行った大震災や豪雨水害などから、様々な経験談や対策案が被災地から学ぶ「防災」として各メディアによって取り上げられてきました。ご自宅で家具の設置からインテリア素材選び、非常食の保管方法など、防災は起こってみないと分からないことだらけですが、あらゆる状況を想定して行われるべきである備えであるようです。家具の転倒防止や就寝中に無防備になるであろう寝室でのインテリアの配置など、ご家族の安全対策のためにご自宅環境の防災的な配慮は行っていらっしゃいますか。例えば壁の装飾となる額縁の位置や、オブジェなどの配置、窓ガラスの飛散防止対策、火災時の防火対策、大地震に備えた耐震構造など、個人的に行う「防災」と、自治体などの地域住民の協力のものとに行う「防災」は異なりがあるはずです。地域住民の避難所やもしもの地域における災害時への備えとして、防災に関する大掛かりな機材の備えは、地域住民の協力なしには、何事も前へは進みません。